まずはハローワールドから始めていきましょう.

サンプルコード

\\documentclass[fontsize=10.5pt, paper=a4]{jlreq} % jlreqクラスを使用, フォントサイズは10.5pt
\\usepackage{luatexja-fontspec} % LuaTeX-jaを使ったフォント設定のためのパッケージ
%\\usepackage[ipa]{luatexja-preset}

\\begin{document}
Hello, World!

こんにちは,世界!
\\end{document}

<aside> <img src="/icons/warning_yellow.svg" alt="/icons/warning_yellow.svg" width="40px" /> 実際に手を動かしてもらいたいのでコードのビルド結果は載せません.めんどくさいわけではないです.

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<aside> <img src="/icons/subtitles_green.svg" alt="/icons/subtitles_green.svg" width="40px" /> LaTeXでの執筆というのは毎回毎回全部書くわけではなく前回のレポートや雛形をコピペして書いていくものです.なので細かい綴りやパッケージをすべて覚える必要はなく,「こんな機能,構文あったなー」ぐらいで大丈夫です.私も毎回都度調べています.

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説明

\\documentclass[fontsize=10.5pt, paper=a4]{jlreq} % jlreqクラスを使用, フォントサイズは10.5pt
\\usepackage{luatexja-fontspec} % LuaTeX-jaを使ったフォント設定のためのパッケージ
%\\usepackage[ipa]{luatexja-preset}

この部分( \\begin{document} より上の部分 )のことをプリアンブルといいます.プリアンブルにその文書の設定や,使用するパッケージなどを書きます.感覚的にはCincludeする場所です.

プリアンブルは雛形を作っておいて使い回すといいです.

プリアンブルはほとんどおまじないと思って使ってください.

\\begin{document}
Hello, World!

こんにちは,世界!
\\end{document}

LaTeXではbeginとendで囲まれている部分を環境と呼びます.

\\begin{document}\\end{document} で囲まれている部分がLaTeXを書くときの本文です.後述しますが環境には図を挿入するfigure環境,ソースコードをきれいに載せるlistings環境などがあります.

LaTeXでの改行や段落は少し特殊です.しかし慣れるとワープロソフトが煩わしくなるぐらい便利です.以下のサンプルコードを参考に改行まわりの使用を理解しましょう.

\\documentclass[fontsize=10.5pt, paper=a4]{jlreq} % jlreqクラスを使用、フォントサイズは10.5pt
\\usepackage{luatexja-fontspec} % LuaTeX-jaを使ったフォント設定のためのパッケージ
%\\usepackage[ipa]{luatexja-preset}

\\begin{document}
第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落
第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落第1段落

第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落第2段落

第3段落第3段落第3段落第3段落第3段落第3段落第3段落第3段落第3段落\\\\これは強制的な改行,段落はつかない\\par
\\verb|\\par|を使うと空行と同じように段落を切り替えられる.

\\end{document}